氷見市議会 2015-06-15 平成27年 6月定例会−06月15日-01号
このように北陸新幹線開業効果はしっかりとあらわれておりますが、本市におきましては、本市以外もそうなんでしょうけれど、日帰り観光客の増加は見られるものの、首都圏が日帰り圏に入ったということもありまして、実のところ宿泊客が伸び悩んでいるという実情も見られます。
このように北陸新幹線開業効果はしっかりとあらわれておりますが、本市におきましては、本市以外もそうなんでしょうけれど、日帰り観光客の増加は見られるものの、首都圏が日帰り圏に入ったということもありまして、実のところ宿泊客が伸び悩んでいるという実情も見られます。
これは、北陸も金沢だって東京からの日帰り圏になるということです。金沢で遊んで泊まらずに帰るということです。ただし、今まで来たことのない方が北陸に行ってみようということで、初年度、今年度は恐らくいらっしゃるはずです。しかし、来年度以降は、北海道新幹線も開通しますので、減るということが予想されているわけです。
いろいろと議論しておりますと、2時間という日帰り圏になることによって、お父様、お母様をふるさとに残した東京でお住まいの企業の方々が、ふるさとへの介護や看護で帰ってきていただく頻度が増えるんじゃないか。あるいは、氷見に市民農園を持ちながら農・水・林業体験をするような方が増えるのではないか。こうした需要もマーケットに織り込みながら、複層的にあらゆるニーズに対応した戦略が必要になると考えております。
ビジネスでも、東京近辺からは日帰り圏となるため、今、黒部市に出張所などがあれば恐らく撤退されるでしょう。黒部市の経済的な面での効果は見込めないと思うのが当然であります。 では一方、観光の面ではということになりますと、黒部峡谷鉄道、宇奈月温泉にはプラスであると一般的には思われがちです。そう思いたいわけですが、反面、デメリットの危惧も考えられます。
新しい玄関口として、繁華街の善光寺口とは反対側の東口で大規模な区画整埋事業が行われ、バスターミナルやホテル、ショッピングセンターなど次々建設されたものの、新幹線開通で東京日帰り圏となったため、大手企業の支社などは撤退傾向、ホテルの過当競争による倒産や激安化現象、大型バスによる観光客が多く、駅昇降客は伸びず、善光寺口駅前もJRの駅ビル計画は建設のめどが立たず、仮設店舗のまま。